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健康づくりの秘訣

糖尿病

更新:2017/04/26(水) 09:44

日本人は糖尿病になりやすいのか、糖尿病はどんな病気か

 欧米人に比べ、日本人は、生活習慣病に起因する2型糖尿病になりやすい体質(遺伝的素因)を持っていると言われています。そこに、食べ過ぎや運動不足による肥満が加わり、糖尿病になる人が急激に増えています。糖尿病の有病者数は全国では約270万人、栃木県で約5万人(平成23年度患者調査)と推定されています。

 

糖尿病にかかりやすいかどうかチェックしてみましょう。
※チェックが多いほど、糖尿病にかかりやすいので注意が必要です。

太っている
食べ過ぎている
お酒をたくさん飲む
おやつを必ず食べる
脂っこいものが好き
甘いものが好き
夕食が遅く極端に多く食べる
食事時間が不規則
家族や親せきに糖尿病の人がいる

野菜や海藻類をあまり食べない
朝食は食べない
ドリンク剤をよく飲む
運動不足である
ゆっくり休めない
ストレスがたまっている
40歳以上である
妊娠中に血糖値が高いと言われたことがある

(厚生労働省HPから抜粋)

 

栃木県民の生活習慣の状況

肥満が多い

(肥満者の割合)
男性 39.8% / 女性 27.8%
※平成21年度県民健康・栄養調査

野菜の摂取量が足りない

(1日の摂取量の平均)
男性 310g / 女性 295g
目標は1日350g以上
※平成24年国民健康・栄養調査

1日の歩数が足りない

(1日の歩数の平均)
男性 7,444歩 / 女性 6,911歩
目標は男性9,000歩以上、女性8,500歩以上
※平成24年国民健康・栄養調査

検診を受けている人が少ない
特定健康診査実施率42.5%
目標は100%
※平成24年度厚労省健康局提供データ

※上記目標値はとちぎ健康21プラン(2期計画)目標値

 

糖尿病はどんな病気ですか?

 血液中の糖(ブドウ糖)を「血糖」といい、私たちの体には血糖値を一定に保つ働きがあります。糖尿病はその仕組みが崩れて、血糖値が常に高い状態になる病気です。早い時期には、症状がほとんどないため、悪い状態になってから気づくことが多い病気です。

 

糖尿病を予防するにはどうしたらよいでしょうか?

 次の2つが重要です。

1.肥満改善と体重管理 BMI(肥満指数)を参考に体重管理を。

《BMI(肥満指数)の計算式》 

BMI(肥満指数)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

※普通体重の場合18.5以上25.0未満

 

《標準体重の計算式》 

標準体重=身長(m)×身長(m)×22
標準体重を目指しましょう

 

肥満改善と体重管理のポイントは2つ

■普段の食事に気をつけましょう
食事は3食決まった時間に。
食べ過ぎない、間食をしない。
脂っぽいものを食べ過ぎない。
野菜・海藻・きのこなど、食物繊維を多く含む食品をとる。

■積極的に体を動かしましょう。
外出するときは、早歩きをとり入れる。
なるべく階段を使う。
テレビを見ながらストレッチするなど、日常生活での工夫を。

 

2.年に1回は健診受診

 特定健康診査(いわゆる「メタボ健診」)や定期健康診断(いわゆる「事業者健診」)で糖尿病の検査(血糖値やHbA1cなど)を受けましょう。
血糖値が「高い」「少し高め」と言われたら、「まだ大丈夫」とそのままにせず、必ず医療機関を受診するようにしましょう。

 

 

糖尿病を治療しないでおくとどんな影響が出るでしょうか?

 高血糖状態が続くと、体中の血管がダメージを受けて動脈硬化が進行し、血管が詰まりやすくなったりします。それによる様々な合併症が起こります。

細い血管の障害
糖尿病網膜症 視力が弱まります。初期には自覚症状が少ないため、ある日突然目が見なくなって気づくこともあります。
歯周病 糖尿病ではない人に比べ、歯周病になる危険度は約3倍
糖尿病腎症

体の中の老廃物をろ過する機能が低下します。自覚症状がほとんどないため、知らない間に進行し透析に至る場合もみられます。

糖尿病神経障害 手足の神経に障害が起こり、痛みやしびれを感じるようになります。
糖尿病足病変 糖尿病神経障害の悪化から痛みを感じにくくなり、火傷やけがをしても気づかず、壊疽(えそ)による切断に至る場合もあります。
太い血管の障害
脳梗塞

糖尿病ではない人に比べ、脳梗塞を起こす危険度は2~4倍高い

心血管疾患(心筋梗塞) 糖尿病ではない人に比べ、心筋梗塞を起こす危険度は3倍以上

 

糖尿病を重症化させないためにはどうしたらよいでしょうか?

 血糖値が高くならないよう、コントロールしていくことが重要です。
もし、糖尿病と診断されたら

食事や運動の指導を受け、適正な食生活や運動の実践、禁煙を心がけましょう。
定期的医療機関を受診し、血糖値などをチェックし、一定の血糖値を保つよう、血糖コントロールを行いましょう(眼科や歯科も定期的に受診し、合併症を予防しましょう)。

 

 

糖尿病と糖尿病合併症に関するデータ

・糖尿病網膜症による失明者 全国年間3,000人以上(新規失明者の約18%)
・糖尿病足病変によるか使節団者 全国年間3,000人以上(前切断患者の40~50%)
・糖尿病腎症による新規透析導入患者 全国年間16,000人以上(新規透析導入患者の約44%)
・平成25年栃木県の糖尿病腎症による新規透析導入患者 年間251人(新規透析導入患者の約46%)
・平成25年栃木県の透析患者数5,800人 うち糖尿病腎症が原因である患者の割合は約42%

 

糖尿病治療を担う県内の医療機関

 栃木県では、糖尿病の治療を行う医療機関の機能分担と連携を進めるため、「糖尿病の初期・安定期治療」「専門治療」「急性合併症治療」「慢性合併症(糖尿病網膜症・糖尿病腎症・糖尿病神経症)治療」の要件を定め、各々の治療を行う医療機関について情報提供を行っています。詳しい内容は下記栃木県のホームページよりご覧ください。

栃木県保健医療計画(6期計画)

 

世界糖尿病デーとブルーサークル

 11月14日は世界糖尿病デーです。世界に広がる糖尿病の脅威に対応するため、国連により制定されました。
 青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」は、空の「ブルー」と団結を表す「輪」をデザインした、糖尿病啓発キャンペーンのシンボルマークです。
 栃木県では、世界糖尿病デーが制定されている11月を、糖尿病予防・重症化防止強化月間として、市町村や団体、企業、医療機関と連携し、重点的に糖尿病の予防や治療継続の重要性についての啓発を行っています。

糖尿病関連情報

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